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入社3年目の薄給でスポーツカーが欲しい土木エンジニアのブログです。

【Raspi】スマホでテレビを録画、視聴する手順

こんにちは。

けーです。
Twitter
@K33270732

今回は、RaspberryPiを使って、テレビの視聴、録画、録画したものをスマホで持ち運べるようにする手順を紹介したいと思います。

テレビが一家に1台だったり、テレビ本体で同時録画が出来ない場合、録画したけれど見る時間が無く通勤時などにスマホで見たい...

また、市販の録画サーバーを購入する場合、1TBモデルで安くて5万円か程度からとなりますが今回は3万円を予算として作成します。

2万円の差ですが録画サーバーを購入した場合録画しかできません。
しかし、2万円安くRaspberryPiで作成した場合、RaspberryPiはPCですので他の使い方もできます。例えばプログラミング学習などです。
もともとRaspberryPiは、教育用に作られた簡単なPCなのです。

パソコンがあってもなくても大丈夫です。
難しい操作はありません。
できるだけ簡単に説明したいと思います。

という方にオススメです。
また、今回の記事では、必要なものと、RaspberryPiのセットアップまでを紹介しようと思います。


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RaspberryPiとは

Raspberry Piは、ARMプロセッサを搭載したシングルボードコンピュータ。イギリスのラズベリーパイ財団によって開発されている。日本語では略称としてラズパイとも呼ばれる。
教育で利用されることを想定して制作されたが、IoTが隆盛した2010年代後半以降は、安価に入手できるシングルボードコンピュータとして趣味や業務(試作品の開発)等としても用いられるようになった。
(Wikipediaより)


このように、高性能なパソコン!というよりも教育現場で使用できる最低限のスペックで安価なパソコンです。
また、消費電力も少ないため常に電源も入れていても電気代があまり気にならないのも利点です。

必要なもの

  • RaspberryPi本体

今回私が使用するモデルは、RaspberryPi3 B+というものですが最新のモデルでも大丈夫です。
下記の紹介する商品は、どちらも初期でOSがインストールされてるMicroSDカードが付属してますのでパソコンがない人でも大丈夫です。

性能はRaspberryPi4の方がいいですし、ケース含め2000円程度の差なので最新版を買った方がお得です。

また、ケースはヒートシンク、ファン付きものを使用した方がRaspberryPiが突然落ちたりすることも無いでしょう。

・RaspberryPi3 私が使用したモデル

・RaspberryPi3用ケース

・最新モデル RaspberryPi4

・RaspberryPi 4用 ケース

  • マウスとキーボード

有線かつ安いものを今回は買いました。

  • ケーブル類

HDMIケーブル (常時つけて置かないので予備があれば不要)

・テレビケーブル

・アンテナ分配器 (テレビのアンテナ線が空いている場合は不要)

・LANケーブル(無線でも作成する場合は不要です)

・USB接続ドングル型地上デジタルTVチューナー

ICカードリーダー

  • HDD

今回は1TBのHDDを使いますがお金に余裕がある人はお好きな容量をお使いください。
私は電源供給が必要なものを買ってしまいましたが電源供給なしのモデルがおすすめです。


RaspberryPiの初期設定手順

まず、RaspberryPiとモニター(なければテレビに)HDMIと繋ぎます。
さらに、マウスとキーボードもRaspberryPiにUSB接続し、電源を入れます。
最後に、付属のSDカードを差し込むのを忘れないでください。

RaspberryPiのケースは先に組みたててください。

RaspberryPiには電源スイッチはありません。
コンセントに刺すまたは、コンセントのスイッチを入れることで起動します。

OSの選択


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OSは''Raspbian FULL''を選択しインストールしてください。

その際、画面下部で言語の設定も行いましょう。

次に、ポップアップ従ってパスワード、WiFiを設定しましょう。

これより下のコマンドは下記よりコンソールを開いてそちらに入力してください。


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IPアドレスの固定

IPアドレスというのはパソコン固有の番号です。しかし、これは起動しているパソコンから順次割り振られるため、起動する度に変わる可能性があります。
それを変えないために、IPアドレスの固定を行います。

sudo nano /etc/dhcpcd.conf


コマンドについてはある程度覚える必要がありますが、上記は、
sodo :管理者権限で実行
nano :メモ帳アプリのようなもの(他にもviなどもある)で/etc/dhcpcd.confのファイルを開く

interface wlan0 static ip_address=192.168.1.10/24 static routers=192.168.1.1 static domain_name_servers=192.168.1.1


有線LANで繋いでいる場合は''wlan0''を''eth0''に書き換えてください。

こちらでは、RaspberrypiのIPアドレス
''192.168.1.10''に固定しました。

編集が終わったら、ctrl+X 次にYで保存して終了です。
Linux nanoで調べると他にも便利なコマンドが出てきます。

固定IPを設定したら再起動します。
再起動は

sudo reboot


です。

SSH設定

SSHとは、他のPCからRaspberry Piのコンソールに入ることが出来るいわば遠隔操作です。
条件として基本は同じルーターの電波を拾っている端末で行えます。

sudo touch /boot/ssh


touch : ファイル作成
ここでは、bootファイルの直下にsshというファイルを作成。

その後、再起動

sudo reboot


再起動後、アラートが出る場合がありますが大丈夫です。

デスクトップの上部メニューから''設定''→''Raspberry Piの設定''の中の''インターフェース''タブから SSH を「有効」に設定します。

こちらで、Raspberry Piの設定は終了です。

SSH接続

標準ソフトターミナルなるより、

ssh 【ユーザー名】@【IPアドレス
今回は、

ssh pi@192.168.1.10

Raspberry Piは初期でユーザー名がpiとなってます。

初期の場合、アラートが出ますがその際は指示に従ってYesなどをおしてパスワードを入力してください。

パスワードは設定してなければ、raspberryです。
設定していればそちらを入力してください。

Tera Termというソフトをインストールしてください。

下記の動画がとても参考になります。
https://youtu.be/hxhx0ogPgvA

次回予告

今回は、Raspberry Piの初期設定までを行いました。
次は、もっとコマンドを使いますが完成までを記事に出来たらと思います。

お願いします。